食育

食育

最近は食育に力を入れている保育園が増えてきて、自社農園を持っている園や
市民農園、園の近くの農園や農家と直接契約を結んでいるようなところも
徐々に増えてきているようです

保育園児の教育の一環に食育というものを取り入れることは
その後の子どもの成長にも大きな影響を与えるのではないでしょうか

農業を体験をするという事や
直接、農園でできた野菜などに触れる事ができるという事は
子どもたちにとって、その後の食生活に関して大きな体験となる事は間違いないでしょうね

どんな形であっても、自らの手で触れて感じるという事はとても大事な事で
食べ物に触れることで食べる事に対しての興味が広がります

食べる事に楽しみを覚え、自分達で作ったんだという喜びを感じたり
しっかりと成長してくれた野菜に感謝したり
自分達のあともしっかり面倒をみてくれ
しっかりと育ててくれた人への感謝という気持ちも生まれてくるのではないでしょうか

直接、朝取れた新鮮な野菜に触れる事だけでも、変化があるのではないでしょうか

物を作る、育てるという事を通じて
命の大切さというものを感じるようになってくれるのではないでしょうか

もちろん、全てが成功するわけではなく、失敗もするでしょうが
そうすることで、さらに。食べ物を作ることの大変さというのも、実感できます

食育の分野では、食の連続性を体験させることで
生きる力を育てるという事になるのではないでしょうか

ピーマン

ピーマン

現代の嫌いな食べ物の1位はゴーヤという事でしたが
今も昔も変わらずに苦手な料理の上位に安定して入っているのは「ピーマン」になります

こちらも、保育園や小学校の給食のメニューには必ずといっていいほど出てくる野菜で
なかなか食べれないという子どもが多いのではないでしょうか?

こちらもゴーヤと同様に毒物のシグナルである苦味に抵抗があるのではないでしょうか?
昔に比べると、品種の改良が進んでいるので、クセが強い「ピーマン」は減っているのですが
それでも独特の香りが嫌いという子どもたくさんいるようですし
「ピーマン」が苦手という大人も少なからずいるでしょう

あの青臭い香りをやわらげれば食べられるようになるのかもしれません

実は「ピーマン」は切り方によって香りの強さが変わという事をご存知でしょうか?
「ピーマン」の細胞は細長い形をしていて、ヘタからお尻に向かってタテに並んでいます
この細胞の中に香りの成分のメトキピラジンが入っており
細胞が壊れることによって成分が外に出て香りが強くなるのです

つまり、「ピーマン」を調理するときに細胞を壊さないようタテに包丁を入れれれば
香りは強くならないという事になります

よく、細かくみじん切りにしてしまうのが良いように思っていらっしゃる方がいますが
これは香りがさらに強くなってしまうので逆効果になります

「ピーマン」の苦味が嫌いという方も当然いらっしゃいます

味は加熱しただけでは消えないのですが、油に溶ける性質があるので
油通しをすることで苦味はかなり抑えられます

油を使うことでビタミンAの吸収率もアップするのでこれは一石二鳥となりますので
ぜひ試してみてください

『それでも食べられない!』という人は
「こどもピーマン」や「赤ピーマン」といった苦味と香りも少ない品種もありますので
こちらを試してみてはいかがでしょうか?

これに慣れて苦手意識をなくせば
きっと普通の「ピーマン」が食べられる日も来るのではないでしょうか?

「ピーマン」は非常に栄養価の高い野菜で
ビタミン類や免疫力を高めてくれるカロテンなどを豊富に含んでいるので
子どもには成長のためにもぜひとも食べてもらいたい野菜です

「ピーマン」に多く含まれているビタミンCは、過熱しても失われる事が少ないとい特性があり
独特の香りのもとになっているメトキピラジンという成分には
血液をサラサラにして脳梗塞や心筋梗塞を予防する効果もあるといわれていることから
苦手意識を克服して、大人になってからも積極的に食べて欲しい野菜のひとつと言えます

ピーマン克服レシピ1

ピーマン克服レシピ2

ピーマン克服レシピ3