保育園の一日のスケジュールの中で
散歩に行くことは結構、毎日のように行われている事なのではないでしょうか?

近くの公園に行ったり、野原に行ったりと
天気の良い日は、それだけで遠足気分というか、楽しい気持ちになりますよね

そんな散歩中に道端で咲いている花の名前を
保育士さんは園児に聞かれたりすることはありませんか?

子どもたちに教えてあげることができると
先生っていろんなことを知っているなんて言われて
思わずうれしくなっちゃうかもしれませんね

そんな時に為に
これからの時季によく道端で見かける花の名前を覚えてみてはいかがでしょう

ハルジオン

アカバナユウゲショウ

キキョウソウ

ノヂシャ

カタバミ

砂場遊び

砂場遊び

子どもが砂遊びを始める年齢って一般的には何歳頃になるのでしょうか?

何でも口に物を入れてしまう可能性が7か月頃までは
砂を口に入れてしまう可能性のあるので
片時も目を離さないようにしなければならないので
この時期はちょっと早すぎますよね

7か月くらいを過ぎていれば、お座りができるようになっているかもしれないので
砂場に連れていくことはできますが
不衛生なトラブルを避けるためにももう少し待った方が良いでしょうね

お座りができてママのいう事がしっかりと聞ける9か月頃から
砂場に連れていく方が一般的には多いようです

実際に、砂山を作ったり穴を掘ったりして遊べるのは1歳半くらいからと言われています

大人の目から見ると、砂場遊びはただの遊びにしか見えないのですが
実は、遊びながら想像力や創造性や社会性が養われるといわれています

0歳児の時には、柔らかい砂の上ではうまく進むことができないので
手足を使ってどうやったら思うように体が前に進むのかという事を
感覚で覚えるようになるといわれています

また、砂の質感や温度というものを体験するだけでも
感覚はどんどん研ぎ澄まされていくようです

1歳児になると、子どもの興味は「物」に向かい
最初は使い方さえわからなかったスコップも
砂を持ち上げたりすくいやすい持ち方を自分で工夫したりするようになっています

砂場で遊ぶという事は「物」を扱うことになるので
どのように道具を使うのかという事を学ぶことに適している舞台になるということです

また、大人が使い方を示してあげると、何故?という疑問を持ち始め
大人の真似をし始めたりするのもこの頃になるようです

大人がやり方を示してあげると子どもはどうすればできるのかという事を考え
何回もチャレンジして、次第に自力でできるようになっていきます

さらに年齢を重ねて幼児期に入る2歳ころになると
砂を山や川に見立てて遊びはじめるようになり
想像力や創造性といったものが養われていきます

さらに自分だけでなく、遊びを通じて周りとコミュニケーションを取るようになっていきます

自分より小さな子どもに対して道具の使い方を教えてあげたり
お手本と作って見せてあげたり、周りの子どもたちとの会話の場面もどんどん増えていきます

何かを作ることによって満足する達成感や
誰かと一緒になって作って喜びを分かち合うという事もこの頃に生まれるといわれています

こういった行動が自信に繋がっていったり
他人への気づかいや思いやりというものを身につけていくということになります

砂場で遊んでいる子どもに対して
親はどのような態度をとっているが良いかという事も気になりますね

注意しなければならない事やマナーがあるという事も覚えたおいた方が良いですよね

まず大事なのは、子どもは親と目が合う距離にいると安心するという事ですので
できるだけ砂場に一緒に入って遊んだり
手を差しのべることができる距離にいてあげましょう

砂場に親がいるという事だけで子どもはいろんな事に挑戦できるという気持ちが生まれるので
できた事はしっかりと認めてあげて、出来ないことには見守りつつも手伝ってあげましょう

子どもは遊ぶことに関しては天才なので
大人にとってはゴミにしか見えない物や
使い道の違った物でも、素敵なおもちゃに生まれ変わります

大人の価値観で道具を選んだり判断することなく
あらゆる物で遊ぶきっかけを与えてあげましょう

子どもが砂場に入って遊ぶ時に、親が一緒に入るのには他にも目的があり
それは子どもが触れると危険なものがないかチェックするという役目になります

基本的に砂の中の雑菌は流水ですすぐだけで
十分に洗い流せるということですので安心してください

ただし気を付けなければならないのは
たばこの吸い殻や動物のフン、ガラスの破片など、子どもが触れると危険な物になります

砂場に入る前、入った時には必ず大人の目でチェックしてあげましょう

服装も子供だけではなく、親も汚れていい服装で入るようにして
子どもの自由な遊びを妨げないようにしてあげましょう

また、親の行動を見て、子どもたちはマナーやルールを学ぶという事を覚えておきましょう

特に気を付けなければならないのは、遊び終わった時になります

次にくるお友達のために、山であったり穴は少しならして帰るのがマナーになります

使った道具も、置いてあるものならしっかり片付けて
砂場にシートをかけるようになっているのであれば
シートはかけて帰るようにしましょう

親の行動を子どもは見ていますし、しっかりと覚えています

一日中、砂場を監視していることはできないですが
大人が協力して、動物が砂場に入れないようにしたり
安全に遊べる環境を作ることも大事になります

砂場は子どもたちの遊びの宝庫ともいえる場所なので
地域で協力したりして守っていくことが大事になります

保育時間

保育時間

保育園に子どもを預かってもらうのと、幼稚園に子どもを預かってもらうのでは
預かってもらっている時間が大きく違うという事を感じませんか?

それぞれ目的があって子どもを預けているので
預けている保護者の方には不満はないのかもしれませんが
第三者がそれぞれの預かっている時間を聞くと非常に違和感を感じるのではないでしょうか?

厚生労働省の管轄である保育園は
働く親のために子どもを預かる施設と考えられています

保育園は働く親の事を考えて強制ではありませんが閉所時間を遅く設定
もしくは開園時間を13時間などと長くするように設定するように指導しています

児童福祉法で定められているのは原則として1日8時間(延長保育あり)になっていて
夏休みなどの長期休業はなしというように定められています

預かってくれる時間の基本は17時までとなっていますが
最近では働く親がお迎えに来れる時間を考えて18時前後までが基本で
その後の20時前後、遅い所では22時頃まで預かってくれる園も
人口の多い都心部では増えてきています

それに対して
幼稚園は文部科学省の管轄で学校教育の延長線上にあると考えられていることから
学校教育法で原則として預かりの時間は原則として1日4時間が標準となっています

最近では、預かり保育というものを行ってくれるところも出てきていますが
その数は本当にごくわずかなものに過ぎないようです

毎学年の教育週数は39週以上となっており
夏休みなどの長期休業もありと定められています

基本は、16時まで、17時まで程度の所が多いとされていますが
実際はそれよりも早い時間に帰所しているといったのが実情ではないでしょうか?

幼保一元や預かり保育というものが勧められるようになってから
幼稚園の対応も少しずつでは変化がありますが
正直、ほとんど進んでいないという印象を持ってしまうのは
数字だけが物語っているというわけではないようです

幼稚園に子どもを預けるのと、保育園に子どもを預けるのでは
そもそもの目的が違うという事になるのかもしれませんが
働きたいと思っている親にとっては
保育園の方が、預かり時間が長く
援助体制が充実しているという印象になるのではないでしょうか?

また、第三者からもそのように映りますよね

専業主婦という家庭が多かった時代とは異なり核家族化が進み
一人の収入ではやりくりが難しく夫婦共稼ぎが当たり前ともいえる現代においては
そういった社会環境の変化にそぐう様な体制を整える事が大事だったのではないでしょうか?

何でも先送りにしてきたツケが今にまわってきていると考えらえますが
この問題も本当にすぐに解決できるのか
大きな疑問を感じている人は少なくないのではないでしょうか?