集中して仕事を成し遂げた

集中して仕事を成し遂げた!
子どもが手を使いながら、何度も何度も繰り返して行っていて、
すごく集中している姿を目にかけたら、大人はそっと見守るようにしましょう。

ただし、ゲームをしてる時は、見守る必要はありません。

ゲームは親指だけを単純に反射的に押すだけなので、
随意筋肉運動の調整期である幼児期に必要な運動の要素が欠けているので
どんなに集中していようが意味がありません。

どんなに落ち着きがなく乱暴な子(強いタイプ)でも、
やる気のない子(弱いタイプ)でも、
作業に集中することによって、落ち着きを取り戻し、
やる気に満ちた良い子に変っていくことができるという事実が示しています。

それらの事実の共通している事は、
自分が興味をもった活動の「やり方がわかる」と、
目も手も頭も全ての労力を総動員して全力をかけてやり始め、
行いながら「集中する」こと、
そして「できた!」という自信や
「満足した。スッキリした」という完了感、
充実感をもって達成することです。

このように一連のステップを踏みしめて活動した後に、
子どもが内面からよい状態へと変る事実は、
単なる「遊び」ではなく、子どもは自分自身を成長させる
立派な「仕事」を成し遂げたということになります。