看護師等の免許の届出(努力義務)

9月4日、厚生労働省からのTwitter(@MHLWitter)で、
離職中の看護師さん等の皆様宛へ向けての情報が発信されました。

その内容は、現在看護師等の免許を持っていて、
免許を活かした仕事をしていない方などは、
10月以降都道府県のナースセンターへ届けて欲しいというものでした。

届出た方には、
ナースセンターが復職や再就職に役立つ情報を提供して支援しますというものです。

実際は、人手不足が続く看護師さん等の掘り起こしの意味もあるようです。

ただ、看護師さんの仕事を辞めた方の理由の本音を聞くと、
人間関係がその理由の1番になる事は間違いありませんが、
労働環境の不備や、給与、待遇面の不満もあるという事を受け止めて、
何らかの改善策を設けることを行わない限り、
現在、看護師さんの仕事を離れている方の職場復帰は難しいのではないでしょうか?

看護師さんの仕事には、看護資格がなくてもできるような雑務も含まれています。

そのような雑務は看護師さん以外の人に積極的にさせるようにするなど、
何らかの対策を打ち出したり、整備する事が必要となるのではないでしょうか?

もちろん看護師さんの仕事という人の命を預かることに接している仕事ですので、
いろいろと難しい問題もあるとは思いますが、
まずは現場で働く方や、辞めた方の声をしっかりと拾っていくことからでも始めないと、
ただのパフォーマンスとしかみえなくなります。