学童保育での待機児童増加

待機児童の問題は保育園に限らず、
学童保育(放課後児童クラブ)でも問題になりつつあります。

静岡新聞によると、静岡市の学童保育(放課後児童クラブ)では、
申し込みが殺到したとの事で、先月5月1日時点で利用できない待機児童が、
前年に比べて約2.5倍の350人にまで上ったとのことです。

要因の一つに、昨年度までは、
学童保育の受け入れは原則小学校1〜3年生までとなっていましたが、
今年度から「概ね10歳未満」と対象年齢が撤廃され、
対象年齢が小学6年生までになったことがありますが、そ
の他に、親の就労によるニーズが高まった事により、
全学年での利用希望者が増えたとの事です。

市がまとめたところ、申し込み数は4155人で、
1〜3年生はそれぞれ前年度より100人程度増加し、
低学年の1、2年生の入会が多かったことから、
待機児童の7割を3、4年生が占めているとの事です。

静岡市では、今後も利用者の増加を見込み、
本年度から5年間で受け皿を現行の97室(1室40人を想定)から、
倍近くの175室に増やす計画を立てているとのことです。
(静岡新聞様より引用)

今までは、子どもを預けたくても預けられないという環境だったので、
本当は正規社員として働きたかったという女性層が、
我慢をして日正規社員という形で働いていました。

子どもを預かってくれる場所を、常に求めていたわけで、
その受け皿ができるのであれば、
子どもの将来の事を考えると貯蓄はい多くあった方が良いと考えるのは
誰もが同じ事を考えて行動するという事になるのでしょうか?

保育園の待機児童と同様に、潜在的な人数はもっと多いことが予想されます。

今後は、静岡市に限らず、政令都市はもちろん、中核市などでも、
同様な問題が生じてくる恐れがあるのではないでしょうか?

待機児童の解消に追われている区市町村などで、しっかりとした対応ができるのでしょうか?