「こうのとりのゆりかご」

5月20日に熊本市(http://www.city.kumamoto.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=9087&class_set_id=3&class_id=577)は、
市内の慈恵病院に養育が困難な乳幼児を親が匿名で託せる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に
2014年度は11人が預けられたと発表しました。
前年度に比べると2人が増えて、2007年から運用を開始してから、
8年間で合計112人となりました。

2014年10月に乳児の遺体が遺棄された事件をうけて、
ゆりかご近くに防犯カメラを設置したことが、この会見で明らかにされました。

事件性があると警察が判断し、
院内の委員会で承認を得た場合のみ映像を警察に提出し、
人物の特定には使わないという事になっています。

2014年度の11人の内訳は、男児6人、女児5人で、
生後1ヶ月未満の新生児が10人で、生後1年未満の乳児が1人だったとの事。

新生児集中治療室(NICU)での養育が必要とされる
体重1500グラム未満の極低出生体重児も初めて預けられたとの事です。