エンゼル110番

森永乳業が行っている「エンゼル110番」というものをご存知ですか?
この5月で40年となる、1975年5月に開設された、
乳幼児を抱える母親からの電話相談に応じるサービスの事です。

これまでの累計の相談数は約90万件にものぼるそうで、
時代と共に相談者やその内容も多様化しているとの事です。

そもそも、このサービスを始めたきっかけは、核家族化が進み、
1人の子育てに悩む母親に手を差し伸べようと、
社会貢献活動の一環として始めたとの事です。

当初は、相談者は30歳以下が多かったようですが、
晩婚化、晩産化が進んで年齢があがり、
2014年には30代が過半数を占めたとの事です。

食生活関連、授乳や離乳食などの事の相談が最も多く、
子どもの身体に関する相談がそれらに続いているとの事です。

この傾向は40年間変わらないとの事ですが、
その一方で増え続けているのが、母親自身の悩みということです。

育児のやり方に対する夫婦間の相違点、
保育園の対応に対する事などの悩みなどがあり、
男性からの相談も、母親と同様なものや、
奥さんが育児ノイローゼ気味などといった相談が目立つとの事です。

また、フリーダイヤル化を機に、若い母親からの相談も増えたとの事です。

専門家に気軽に話せて、その場でヒントをもらえるという事は、
子育て未経験の母親にとって、電話で相談できる事は、
今も昔も変わらず、大きな役割を担っているのではないでしょうか。

エンゼル110番は0800-5555-110 で日曜、祝日を除き AM10時〜PM2時。