自分に合った、保育士資格取得を目指す方法を探そう

保育士資格を取得を目指す方法には何通りかの手段があり、
どれを選択するかによって費用やかかる時間も大きく異なってきます。

取得方法別に、おおよそどれ位の費用がかかるのかという目安と、
取得までの期間、また、そのメリット・デメリットについて記してみます。

まず、厚生労働省が指定した大学・短期大学・専門学校では
「保育士養成課程」が設置されていて、
それぞれの単位を取得して卒業が承認されれば、保育士資格を取得する事ができます。

ある程度の年数はかかるものの、卒業を認められる事によって、
保育士試験が免除されるのが最大の特徴といって良いでしょう。

主に、高校を卒業後に
「保育士」を目指す多くの人が、この方法を選択して保育士資格を取得しています。

また、通学できない場合でも、短期大学や大学の通信制を利用して、
「保育士養成課程」などで学び、卒業を認められれば、同じように保育士試験を免除されます。


それらに対して、通信教育などで勉強して、
保育士試験を受験して資格を取得するといった方法は、
社会人や出産後の女性などに多く見られるケースになります。

「保育士養成課程」が設置されている養成校や、
その通信制の課程を利用するための時間を確保するのが難しい人にとっては、
自分のペースに合わせて資格取得を目指せるので、
こちらの方法で資格取得を目指すのがおすすめになります。


保育士資格取得の試験は国家資格になります。
国家資格の中では比較的難易度は高くないものの、
合格率は2008年から2012年にかけて、
10%〜18%台の間で推移しているため、
それなりの時間をかけて勉強する事が必要になります。


資格取得を目指すためには、ただなんとなくこの方法を選ぶなどといった事ではなく、
どの学校を選ぶべきか、どの通信講座を選ぶべきかは、大変重要な事になります。

自分自身のライフスタイルをしっかり見つめなおし、
どのような方法が一番自分に適しているかを良く考えてみてください。

資料請求や学校見学は多少の時間がかかりますが、
最低、幾つかの資料を比べたり、数ヶ所は訪問したりして、
自分の目で比べてみるのが良いかもしれません。