男性保育士の抱える問題

保育士に関連する仕事をしていると、多くの質問や相談を受けることがあります。

その中でも、特に男性からの質問の場合、
その多くが給料面についての不安や、給料の低さを懸念され、
それを理由に親や友人などから反対されるといった内容も少なくありません。

興味があって転職しようかと考える方も、家族を養っていけるのかという不安、
保育士を目指し、そのための学校に進もうとしている時も、
給料の少なさを心配されて親に反対されるなんて事も耳にします。

そうでなくても、一般的なイメージとしても「保育士=安月給」が定着しており、
特に男性が保育士を目指すと場合では、必ずと行っていいほど、
給料面の問題にぶつかる事と思われます。
もちろん就職なのか、転職なのかによっても、
また、その方の年齢によっても、いろいろと答えは異なります。


もし、10代、20代の方ならば、公務員の保育士さんを目指して精進すれば、
給料面の不安はほとんどなくなります。
かなり高い倍率を突破しなければならないといけませんが、不可能ではありません。

30代以上の男性で、異業種からの転職をお考えの方は、
正直、お勧めはできないのが正直な気持ちです。

もちろん、目指すところや希条件によって異なりますが、
大体、公務員試験の資格が30歳までの自治体が多い事、
さらに、30代の業界未経験者の男性を受け入れるといった保育所が
今まではなかなか存在しなかったということがその理由に挙げられます。

公務員の受験年齢などに関わらずに、
やりがいがある保育士の仕事を目指して欲しいという気持ちもありますが、
現実的には様々な問題があるため、男性が30歳を過ぎてから保育士を志望する事は、
まだまだ男性の門戸が狭い保育士業界ではお勧めする事はできないというのが正直な所です。


保育士に限らず、近年ではどの業種でも生涯安定して働く事が難しい時代ではあります。

自分に向いていない仕事でノルマや人間関係に悩まされて、
「本当は保育士になりたかった」と思って後悔しながら日々を過ごすくらいなら、
思い切って挑戦してみることも決して悪い事ではないと思います。
例え、保育士を続ける事ができなくなっても、その経験はどこかで生かされると思います。