保育士さんの給料

あるデータによると、企業規模計(10人以上)の区分で、
保育士さんお平均月収は約263,000円、
賞与は年間で約658,000円という数字が出ています。

ただし、これはあくまでも平均という事になりますので、
働き始めの20代の方は、月収で200,000円を下回る場合がありますし
、首都圏などの都市部か地方かによっても賃金の差があるのはいたしかたないものです。

保育士さんの給料は全体でみてみると、残念ながら低めの業種であるといわざるをえません。

長期的にみてみても、給料のベースアップという点で考えてみても、
他の業種に比べると小幅な傾向にあるのは間違いありません。

公立の保育所に就職する事が出きれば話は別ですが、
民間の保育所に就職し、年を追うごとにぐんぐんと昇給していくといった事は、
よっぽど待遇が良い職場でない限りは難しい状態であると考えた方がよいでしょう。


保育士の職業として良い点は、景気に左右されにくいという事になります。
景気が悪くてボーナスがでなかったなどという事はあまり聞いたことがなく、
賞与などは例年通りもらえる場合がほとんどになります。
今までは、そういった面では、安定して収入が得られる職業であったといえるでしょう。


最近では本当に少なくなりましたが、
地方自治体よっては公立の保育所で働く保育士を募集している場合もあります。
非常に倍率が高くて、超難関といっても過言ではありませんが、
地方公務員として保育士を目指すことが出来ます。

公務員の給料は、多くの方がご存知の通り、定期昇給を望めますし、
よほどのことをしないかぎり、解雇されるという事もありません。

待遇に関してはメチャメチャよくなるので、
生涯、保育士として働き続けたいと決めている人には、
地方公務員としての保育士は、とても魅力的な職場といえるでしょう。