都内の公立保育園で働く非正規職員の六割超の人が年収百三十万円未満

東京都内の公立保育園で働く職員は、非正規の職員が四割を超えていて、
その六割超の人が年収百三十万円未満であるという事がわかったそうです。

これでは労働者として生活できないのは当たり前で、
待遇を改善する事を行わない限り、保育の質が向上されることは無理なのではないでしょうか?

非正規でどんなにまじめに長く働き続けても、退職金はもらえない、
一時金もでないという現状では、老後の事を考える事もできないのではないでしょうか?

それでも、子どもの事が好き、
子どもと関わる仕事がしたいお思っている保育士さんの優しさにつけ込んで、
待遇の改善が日々遅れるようであれば、保育の質の向上などという事以前に
、保育士として働く人がいなくなるという事態に発展するかもしれません。


大学や短大、専門学校を卒業しても、取得した資格を使うことなく、
一般企業へ就職する方が増え、保育園で働く保育士さんの数が確保できなければ、
待機児童の問題解決にも多大な影響を及ぼすかもしれませんね。