来年度の子育て世帯に対する臨時給付金

昨日、政府は今年4月に実施された消費税増税いともなう経済対策の一環として
今年度から支給を開始した子育て世帯に対する1万円の臨時給付金について、
来年度は支給しない方針を固めたとの事です。

これは、当初予定されていた、
来年の消費税率10%への再引き上げが延期になったことへの措置ということを発表しています。


その一方で、低所得者向けの臨時給付金は継続して行い、
来年度は1人辺り6千円を支給するとの事です。

これは、所得が少ない家計の税の負担を緩和する事を重視するという措置になるようです。


消費税の増税による景気が下振れになるリスクを回避するために、
2013年12月に閣議決定された経済対策の特別措置が臨時給付金で、
今年度は対象者1人当たりに1万円を支給していて、
給付総額は約1300億円になったとの事です。

本来は、子育て世帯の消費を支えていうためにも、
来年度以降も支給を継続するとのことだったが、消費税率10%が延期になったことで、
財源探しが難航しており、来年度の支給を諦めるという結果になったとの事です。
また、平成29年4月に消費税再増税を実施した場合に、
再び支給するかどうかという事は、今後検討するとされています。

先ほども記したように、
消費税率8%への引き上げに伴う低所得者向けの臨時給付金は来年度も継続して行い、
今年度は市町村民税の均等割が課税されていない低所得者を対象に1人当たり1万円を支給したが、
来年度は6千円を支給するという事になります。

その対象者は約2400万人くらいになる見込みで、
関連経費約1800億円を27年度予算案に盛り込むとの事です。

6000円×約2400万人=約1440億円(支給額) 

関連経費約1800億円-約1440億円(支給額)=約360億円

関連経費って、ものすごくかかるんですね。
毎年、関連経費だけでこれだけかかるのってどうなんでしょうね?

そういえば、公務員のボーナスってアップしたって本当ですか?
という事は、すごく利益をあげたって事なんでしょうね!