保育所が災害時にできること

広島市の豪雨による土砂災害を受けて、
安佐南区の保育所では避難所で生活している幼い子どもを対象にした
無料保育を始めたというニュースが流れました。
今回の土砂災害で安佐南区と安佐北区に設けられた避難所には、
幼い子どもがいる家族も数多く避難して生活しているとの事です。

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このため、被害を受けた地区に近い安佐南区西原の保育所で、
避難所で生活している家族の0歳から6歳までの子どもを対象にした無料保育を始めたようです。

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期間は、日曜を除く来月末までの予定となっているようで、
平日は午前8時から午後6時まで、
土曜日は午前8時から午後5時まで受け入れてくれるようです。

オムツやおしりふきは保育所で用意して、
子どもの着替えが足りない場合などは、預けた親の相談に応じて対応していくということです。

色々な災害時には避難所生活を余儀なくされるケースが多く、
それでも幼い子どもを抱えながら被災した自宅の片付けや
生活再建のための手続きに追われることが見込まれます。
毎日の生活のリズムか崩れるという事は大人だけでなく、
子どものとっても大きなストレスになります。

その負担を少なくさせてあげる事も大切になります。
災害時だからこそ、一緒にいたいと思う気持ちもわかりますが、
前を向いて生活していこうとする災害者のにとって、
何が助けになるのかも考えなければなりません。

保育士の数、施設の大きさなどの問題もありますが、
災害時には特例を設けたりして積極的に子どもを預かれるようにして、
近隣保育所の協力を得れるように対処していく方法を確立させる事はできないのでしょうか?
人命救助も大切な事ですが、
助かった人たちの生活などのアフターケアに関してもすぐに対応できる配慮、
法整備などもすすめるべきではないでしょうか?

今では、
誰でもどこで自然災害に合う危険性があるようになってしまったと日本に住んでいる以上は
考えるべきでしょう。

もはや、他人事では済まされない状況になっているのではないでしょうか?